2025年4月23日
作ってみよう!ヨモギ団子!
こばとの森保育園の幼児グループでは毎月保育テーマを決めて、活動を展開しています。今月の保育テーマは『植物』にじグループのテーマのねらいは『植物の用途を知る』です。植物には色々な役割があり、どのような場面で関りがあるのかをクラスで遊びながら知る活動を心掛けています。
戸外に出ると色々な植物を目にします。興味を持った植物は写真に収め、図鑑で調べることを年長児の子どもたちが中心になり行ってくれました。その写真を使い『食べる』『見る』『あそぶ』の3カテゴリに分類分けする遊びを楽しみました。その流れで、ばばばあちゃんシリーズの『よもぎだんご』という絵本をクラスで読んだ際に「よもぎだんご食べたことない・・・たべてみたい!作ってみたい!」と子どもたちから声が上がり、よもぎだんご作り計画が始まりました😊
まずはヨモギがどの植物なのか見分ける必要があったので、子どもたちとヨモギを公園で見つけ室内に飾ることにしました。「なんかフワフワしてる!変なにおいするよね?」等色々な気づきがあり、散歩に公園に訪れると「ヨモギあった!」とすぐに見つけられるようになってきました。しかし中々まとまった量が生えている場所がなく色々な公園を巡る日々が続きました・・・。そしてついに!園近くの小合公園に大量のヨモギスポットを発見!まだ作る日は決めていなかったのですが、テンションの上がった子どもたちは大量のヨモギを採取していました。
根から引き抜いてくれていたので、ヨモギ団子を作る日までプランターで育てることになりました✨植えた直後はなんだか元気がなく「だいじょうぶかな?」と心配する姿がみられました。しかし数日経つと垂れていた茎や葉がピーンと真っすぐに生え、生き生きとした元気な姿を見せてくれました!
ついにヨモギ団子作り当日!まずはヨモギの収穫から始まります。自分たちで植えたヨモギの葉の部分だけ取っていきます。
綺麗に洗ったら、重曹を加えて茹でていきます。
生地は上新粉、白玉粉、片栗粉、塩、お湯を混ぜて作りました。
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布にくるんで15分程蒸しました。
その間に子どもたちにはヨモギをペースト状になるまで色水遊びで鍛えたすり鉢技術を惜しみなく発揮してもらいました💪
ついに餅が完成!子どもたちがヨモギと餅を混ぜ合わせてくれました!「ペタペタくつくよ!ヨモギのにおいがする!」と五感の刺激を受けながら楽しんでいました♪
上手く混ざるとキレイな若草色に!最後にきれいに飾り付けて完成😊
自生しているヨモギを使用したので食べることはできませんでしたが、市販されているヨモギ団子を用意し安全に配慮し細かくしたものを食べてもらいました。「もう一個ほしい!美味しい味がした」と答える姿もあれば「くさい・・・にがい・・・」と表現し苦手な姿、色々な様子を見ることができました!
実際に体験したことでよりテーマ保育のねらいを楽しみながら、学びを深めることができました!