2020年10月12日
0歳児たまごぐみ 「体を使った遊び」
すっかり秋の空気になってきました。
月齢の高い子達は気候に合わせてお散歩に出られる季節になり、少しずつ戸外へ出ていますが、今回はお部屋での遊びの一部をご紹介します。
細かい指先の動き、とは?・・・スプーンを握り、やがて箸を使うようになる姿や、鉛筆を正しく持って文字を書く…などがイメージにあがるかもしれません。
指先が器用に動いて、力を入れて、そこに集中する。実はここに至るまでには、とても大切な段階があると信じて保育にあたっています。
それは、体幹です。
上2枚の写真は風船トランポリンの上に跨って揺れながらバランスをとり自分の足で床を蹴って弾ませて遊んでいます。不安定な風船の上で、体幹を意識した遊びの一つです。
下写真はトンネルをくぐる様子です。入り口で屈み、その体勢のまま進むこの遊びのねらいは「自分の体の大きさを知ること」です。
体の動きの発達は、体幹→末端(指先)です。
まずは全身を使って沢山たくさん遊ぶこと。
体幹がしっかりしてくると、自然と指先も動くようになり、必要な力加減もできるようになっていきます。