2020年11月4日
2歳児 ひばりぐみ 自分だけの特別~手作り玩具~
こばとの森保育園では入園面談の際、卒園まで変わらない“シンボルマーク”をお子さん・保護者の方に選んでいただきます!
このマークは園で子どもたちの使用する下駄箱やロッカーなど様々な場所にあります。マークはその子の存在を表します。自分の尊重がされ、自分は自分だけという安心感や、特別な気持ちが芽生えていくと、保育園で他の子どもと一緒にいることや生活することへの喜びにも繋がっていくと考えています。
ひばりぐみでは自分のマークを使用した手作りの玩具を子どもたちと作って遊びに活用しています♪
これは小さめのヨーグルト飲料容器を使い作ったアクアリウムボトルです。中に入れた物は子どもたちそれぞれの個性が出ています!キャップにはマークを貼り、おままごとの道具として遊びが広がりま した。
子どもたちのマークをメモリーカードにし3歳を迎えた子どもたちを中心にカルタ遊びも始まりました!はじめは職員が“○○のマークはどこだ?”と遊びを引っ張っていましたが、徐々に子どもたちの中で役割が生まれ遊びが成立していきました。自分のマークに特別な思いがある子どもが多いので“これはとられまい!”と熱気が伝わります。
最後に紹介するのは手作りどんぐりケースです!
指先を使いシール貼りを楽しみながら自分だけのオリジナルどんぐりケースを作りました。よく見るとシールにも自分やお友だちのマークと同じ絵柄があり、自分のマークのお隣に寄せて貼っていたりその子の思いが溢れていました。
自分で作ったどんぐりケースに見つけたどんぐりを夢中で集める子どもたちはとても誇らしげでした!
自分だけのマークを活用した玩具は子どもたちの愛着も他の玩具に比べ深いものです。他の誰でもない自分だけのマークは子どもたちにとっても特別になっているのだと感じています。
今後も一人ひとりに目線を合わせた保育に取り組んでいきたいと思います。